第36回例会 マンザナ、わが町

2018年 11・12月例会

こまつ座

 

日時 11月15日(木)  17時半開演

会場 知多市勤労文化会館

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  一九四二年三月、カリフォルニア州マンザナ強制収容所。
  四か月前の真珠湾攻撃以来、日系アメリカ人に対する「排日」の気運は一気に高まっていた。特に西海岸在住のおよそ十一万人は、奥地に急造された十カ所の収容所に強制収容されることになった。
 そのうちの一つ、「リンゴ園」という意味の名の土地につくられた「マンザナ収容所」。砂漠の真ん中のバラックの一室に集められた五人の女性たち。ジャーナリスト、浪曲師、舞台奇術師、歌手、映画女優―――。収容所長から彼女らに下された命令は「マンザナは決して強制収容所ではなく、集まった日系人たちの自治によって運営されるひとつの町なのだ」という内容の朗読劇『マンザナ、わが町』の上演。
 日系人として受けた差別的な境遇を語り合い、自分の中の日本人らしさとアメリカ人らしさが明らかになるなかで、アメリカ建国の理念とは反している収容所を美化した台本の内容をめぐって激しく対立する五人。
果たして『マンザナ、わが町』は上演されるのか。

 


第35回例会 十二人の怒れ      る男たち

2018年 9・10月例会

俳優座劇場プロデュース 「十二人の怒れる男たち」

 

日時 9月24日(月・祝) 15時半~

会場 知多市勤労文化会館

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 蒸し暑いある夏の日の午後。十二人の陪審員たちは一人の少年の父親殺しという容疑に、有罪(=死刑)の宣告を与えるか、無罪の評決を提出するかの重大な決定をしなければならない。予備投票が行われる。有罪十一票。無罪一票。少年の容疑は動かしがたいものに思えていたが、無罪票を投じた陪審員が発言する「我々が問題にしているのはある人間の命だということです。もし間違っていたらどうしますか?」
陪審室の空気は一変し、男たちの討論は白熱していく――。

 


第34回例会 幸せの雨傘

2018年 7・8月例会

NLTプロデュース 「幸せの雨傘~飾り壺」

 

日時 7月10日 (火) 18時半 開演

会場 知多市勤労文化会館

 

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 大きな傘工場を経営する夫の下、専業主婦なのに「家事も仕事もしなくていい」と言われているシュザンヌ(賀来)。メイドもおり、日課はポエム作りとジョギングという優雅な暮らしで、“お飾りの妻”状態だった。ある日、工場のストライキで夫が軟禁状態に。従業員に語りかけたシュザンヌは実は素晴らしい実力を持った女性だった…。


第33回例会 大正の肖像画

2018年 5・6月例会

劇団民藝 「大正の肖像画」

 

日時 5月25日(金) 18半開演

会場  知多市勤労文化会館

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第32回例会 女の一生

 

2018年1・2月例会

文学座 「女の一生」

 

日時 1月19日(金) 18時開演

会場 知多市勤労文化会館

 

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女の一生ブログ

 明治38年(1905年)、日本がようやく近代的な資本主義国家となり始めた頃、天涯孤独の境涯にあった<布引けい>は、不思議な縁から拾われて堤家の人となった。清国との貿易で一家を成した堤家は、その当主もすでになく、息子たちはまだ若く、<しず>が弟章介とともに困難な時代を生きていた。やがて<けい>は、その闊達な気性を見込まれ、長男伸太郎の妻となる。次男栄二に寄せた思慕は断ち切られ、<けい>は正真正銘、堤家の人となる。 やがて時は流れて……。