2019年 11・12月例会
加藤健一事務所
日時 11月7日(木)
会場 知多市勤労文化会館
1994年初演
作: レイ・クーニー
訳: 小田島雄志、小田島恒志
加藤健一さんをはじめ、演者の皆さんから運営サークルに複数回お手紙をいただきました。3回目の挑戦になるこの劇に対する意欲や、観劇する方に楽しんでもらおうとしている気持ちが伝わってくる文面でした。
2019年 9・10月例会
劇団民藝 「野の花ものがたり」
徳永進「野の花通信」より
日時 9月16日(月・祝) 15時開場 15時半開演
会場 知多市勤労文化会館
作=ふたくち つよし 演出=中島裕一郎
鳥取の総合病院に内科医として勤務していた徳丸進は、そこを出て町なかに小さなホスピスをつくった。野の花が好きだったので、野の花診療所と名づけた。売り文句は“ 23 時間あらゆる患者さんに対応します!”。
地方勤務医時代、たくさんの患者の死に立ち会ったが、ほんとうに十分な対応や支えができたのかどうか。野の花診療所は、助けてほしいと訴える人びとをだれでも受け入れ、患者の望むことは何でもしてあげる、そんな場所にしたいと願った。
人の死は終着駅なのか、死は悪者なのか、あってはいけないものなのか……。患者とその家族に寄りそい試行錯誤をつづける徳丸医師。今日も診療所にはさまざまな病気とそれぞれの思いを抱いた新しい入所者がやってきます。
2019年 7・8月例会
前進座 「裏長屋騒動記」
日時 7月6日(土) 14時半開場 15時開演
会場 知多市勤労文化会館
江戸のとある裏長屋に出入りする紙屑屋(かみくずや)の久六が、浪人朴斎(ぼくさい)とその娘お文(ぶん) に懇願されて二百文で買い付けた古い仏像。
それを蔵屋敷から声をかけてきた若侍の作左衛門に三百文で売ったところ、仏像の腹の中から出てきたのは誰のものともわからない大金五十両!
ところが、朴斎も作左衛門も、この金は自分のものではないから受け取れない、と強情に言い張り、久六は裏長屋と蔵屋敷を、五十両を持たされたまま行ったり来たりで、良心の大ピンチ…。
また同じ裏長屋の"らくだの馬"という鼻つまみ者は、今日も傍若無人のふるまいの末、フグにあたって死んでしまいます。
馬を訪ねてきた兄貴分の半次は、馬の弔いにかこつけてご馳走にありつこうと、久六を巻き込んで強欲大家の家まで乗り込み、目を覆う大騒ぎ。
そんなある日、作左衛門は藩主綱正から呼び出しを受けます。
朴斎を訪ねたものの留守居のお文に受け取りを断られ、未だ行き場のない例の五十両でのお咎めかと恐れていると、思いがけない展開が…。
2019年 1・2月例会
イッツ・フォーリーズ ミュージカルコメディ「死神」
日時 2月8日(金) 18時半開演
会場 東海市芸術劇場 大ホール(ご注意を)
金もない、女にもモテない、さえない葬儀屋の主人・早川は、女房に仕事も家庭も夜の営みもダメだダメだと攻められてばかり。そんな早川のもとに、美しい女が現れて、自分は“死神”だと名乗るのでした。美人過ぎる死神の名前は“ロロ”。ロロは早川に金儲けの話を持ちかけます。死神が寝込んでいる病人の枕元にいる時はその患者は死ぬけれど、足元にいれば病人は助かる、死神を追い払う呪文を教えるから、金持ちの病人を助けて金儲けしよう、とここまでは落語の「死神」と同じストーリー。違うのは、このあと、病人を助けたあと。その代償として、なんと死神を抱かないとならない!早川は死神にそんな契約をさせられてしまうのでした。病人を助けてお金も儲かり、そのうえタダで美女も抱けるなんて!…そんなにオイシイ話が転がっているワケもなく…。